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Atohさんとランチしてから・・・

Atohさんとランチしてから・・・_e0129547_23481344.jpg今日はまず、お昼にatohchieさんとランチ。
参宮橋にある、おいしくて気さくなインドカレー屋さんへ。
でえっかいナン、食べきれるかなあと思ったけど、おいしくてぺロリでした。
そして、出版とバースデイをセットでお祝い、ということでアロマライトをプレゼントしていただきました♪
ちょっと細身で、かわいいライト。
ラベンダーとグレープフルーツの香りオイルつき。
引っ越したあと、「健康で文化的な最低限度の生活」が始まったから、こういう生活雑貨も楽しむゆとりができて、なんともありがたい。
今早速使っております。
ありがとう!

参宮橋から明治神宮に行ってお参りしておみくじを引いた。
あそこのおみくじは、吉凶が書いてなくて、歌がひとつとその解釈、っていう内容なのがいい。
歌は、「しのびてもあるべき時にともすれば あやまつものは心なりけり」。
解説を読むと、「勝利とか成功とかは、最後の五分間にあると言われ、短気は損気とも言われます。忍の一字に徹しましょう」
なるほど。
ほんと、わたしのためにあつらえられたかのような一言だわあと感心。
いつだって、8合目より先の仕事が雑になるから、われながら。
でも、今こうしておみくじの内容を転記してて気付いたけど、「勝利とか成功とかは」って・・・「とかは」なんて、神様は言わないような気がするんだけど・・・。
こういう文言のちょっとしたきづきも、面白いな~

そういえば。
散歩中にatohさんが、伊勢神宮の神様たちの話をしてくれた。
なんかすんごい面白かった。
いろいろたくさんの神様たちが、それぞれに事情やら人間関係やらを抱えていたりとか。
神様のお食事の準備とか。
お住まいの移転のためのお支度云々とか。
一見して地味にみえても、さまざまな場所やら道やらにいろいろな意味があるのだと。
で、わたしは思わず、「実際に行くよりも、atohさんの話を聞くほうが面白いかも」と言った。
彼女はそんなことない、みたいなこと言っていたけれど。
でもわたし、自分で伊勢神宮に行くよりも、彼女の話をきくことのほうが、ほんとうに、好きだろなという気がした。

そのときに、わたしが考えてたのは、演劇の、テクスト研究のことだった。
よく知られているという理由だけで「読まされる」戯曲は、つまらないとしか思えないとしても、その戯曲が、誰か別の人の口から説明されるときに、ぴかぴか、ぎらぎら、そよそよ、ふらふらと・・・別の存在感を放つ、ということはよくある。
一見して、つまらなそうに思えたり、無意味に思えることに、じつは無限に意味があるのかもしれない、ということを、一呼吸置いて、時間をかけて、人に伝えるということは、たぶん、すごく大切な仕事なんだろうなと、改めて思った。
そうして伝えられた新しい面白みのおかげで、もとの戯曲へと回帰してみるきっかけを与えてもらえる、ってこともありうる。

素通りしてしまうと気付かない、とても大事なものが、そこにあるんだよということを、誰かに教えてもらうこと。
その努力は、ぜったい、尊いに違いないんだ・・・。

ということを、16時からVACANTで上演された、山川冬樹さんのパフォーマンスでも、まざまざと、感じた。
ながくなるので、ここから先は別エントリで。
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